【初心者向け】失敗しない!ファミリーキャンプの始め方徹底ガイド!

ファミリーキャンプ 始め方 キャンプ日和

初心者がキャンプを始めるときは、まずは小さく始めてみるのがおすすめです。

いきなり突撃して大きな失敗するのは結構キツイですよね……。

マスモト

家族でキャンプに行きたいけど、何からはじめたらいい?

カナヤマ

色んな方法を紹介するから、できそうなものにチャレンジしてみて!

「キャンプを始めたいから、誰かに聞きたい!頼りたい!」そんな人のために、あなたや家族がキャンプを始めるためのステップアップをガイドします。

この記事を読んでわかること
  • キャンプを始めるときは何から行動すればいい?
  • 失敗しないキャンプの始め方を教えて!
  • 初心者のありがちな失敗とは?

本記事では、筆者の経験から初心者キャンパーが陥りがちな失敗を踏まえ、おすすめのキャンプデビューの方法と手順を紹介します。

タップできる目次

【道具はどうする?】ファミリーキャンプの始め方

キャンプを始める前に道具一式を揃える人もいるかもしれませんが、ファミリーキャンプは小さく始める方法もおすすめ。

自分ひとりのソロキャンプと違い、家族の好みや意向がバラバラかもしれない。

「虫が嫌い」や「寒い」などといった理由で、家族がキャンプにネガティブな印象を持ってしまうかもしれません。

マスモト

キャンプに行ってみたいけど、色々心配なんだよね……

カナヤマ

じつは大抵のことは道具で解決できるよ!

上記の「小さく始める方法」をどれか1つから、または2つを組み合わせて試すのがおすすめ。

というのも、全ての道具を揃えていきなりデビューで苦戦している初心者を、たびたびキャンプ場で見かけるからです。

場合によっては、けっこう悲惨です……。

初めてでキャンプ場へ突撃するよりも、段階的にステップアップしていくことで大きな失敗を回避しましょう。

キャンプに必要なものについては下記の記事でくわしく解説しています。

【揃えるものは?】キャンプに持っていきたい道具一式

まずは「キャンプにはどのくらいの道具が必要なのか?」ということを大まかに把握しましょう。

最低限、必要な道具は以下です。

キャンプに必要な道具
  • テント
  • テーブル
  • チェア
  • ランタン
  • マット
  • 寝袋
  • 調理道具
  • クーラーボックス

上記の道具を揃えていく過程で、あわせて必要なものが見えてきます。

あなたのキャンプスタイルに合わせて徐々に揃えていきましょう。

宿泊キャンプの持ちものについては下記の記事でくわしく解説しています。

【失敗しない】キャンプを小さく始める方法

つづいて、筆者の考える「キャンプを小さく始める方法」をそれぞれ解説します。

  1. 【チェアリングから始める】お手軽アウトドアで半日体験する
  2. 【コテージに泊まる】キャンプ場の夜を体験する
  3. 【簡単な道具でデイキャンプに行く】設営・撤収の練習にも
  4. 【レンタルを活用してキャンプで1泊する】好みに合わせた2つの方法

【チェアリングから始める】お手軽アウトドアで半日体験する

もっともお手軽なアウトドアのひとつ、チェアリングに行ってみましょう。

チェアリングとは

持ち運びできる椅子ひとつで誰でも手軽にできるアウトドア。

リラックスしたりお酒をのんだり、少ない荷物で楽しみながら野外ですごす遊び。

どこでもできることが魅力のチェアリングですが、キャンプの前段階の練習とするため実際にキャンプ場へ行きましょう。

無料〜1,000円前後で利用できる近所のキャンプ場でデイキャンプ利用をするのがおすすめ。

無料やリーズナブルなキャンプ場では、気軽に日帰りで遊ぶ利用者も多いため初心者でも浮く心配がありません。

チェアリングに必要なもの
  • 人数分のアウトドアチェア
  • コーヒーやお弁当
  • やりたいこと

やりたいことは、読書や虫取りなど家族それぞれが過ごしたいグッズを持っていけばOK。

ただのんびりしたいなら、ハンモックや焚き火もおすすめです!

チェアリングでデイキャンプに行く方法
  1. 予約が必要なキャンプ場であれば予約する
  2. 午前中〜お昼ごろに到着
  3. 半日すごす

のんびりしたり子どもと遊んだり、実際のキャンプの過ごし方がリアルにイメージできますよ。

半日キャンプ場で過ごすことで、家族や同行者の反応もリアルにわかるでしょう。

カナヤマ

失敗もないし少ない道具で手軽に始められるので、とりあえず行ってみよう!

チェアリングの始め方やおすすめの椅子はこちら!

【コテージに泊まる】キャンプ場の夜を体験する

キャンプ場 キャビン ログハウス

キャンプ場のコテージやログキャビンなどに宿泊して、キャンプ場の雰囲気を体験するのがおすすめ。

多くのキャンプ場では、テントでなくても焚き火やBBQなどのキャンプの楽しめます。

電気や寝具などすべての設備が整っているログキャビンでは、小さな子どもやアウトドア慣れしていない家族も安心。

家やホテルと違った、自然の中で1泊することで初めて気付くことも多いはずです。

キャンプ場選びのポイント
  • 1時間程度で行ける場所
  • 大きくて整備の行き届いたキャンプ場
  • レンタル用品が充実している
  • 標高差が少ない
  • 管理人がいる

初心者が初めてコテージを利用する際には、万が一のトラブルの際にも土地勘のある自宅から離れすぎていないほうが安心です。

困ったことがあったときに頼れる施設が安心

大きくて整備が行き届いていれば、子どもも安心して自然の中でのびのびと遊べますよ。

レンタル品が充実していれば、手ぶらで焚き火やBBQを思いついた時に楽しむことができます。

標高が上がると、真夏でも夜は吐く息が白くなるほど寒くなります。

夜間の寒さを防ぐため、できるだけ高低差の少ないキャンプ場がおすすめです。

注意点
  • 防寒着を含め着替えは多めに持っていく
  • 長袖・長ズボンを着用して肌の露出を避ける
マスモト

え?テントでキャンプしないの?

カナヤマ

まずは「リアルなキャンプ場がどんなところか」を肌感覚で体験するのがおすすめ!

【簡単な道具でデイキャンプに行く】設営・撤収の練習にも

TCルーテント 過保護張り キャンプ デイキャン

すでに揃えた道具があれば、ひととおり持ってデイキャンプに行きましょう。

デイキャンプに持っていくもの
  • 揃えている道具一式
  • お弁当やBBQ、コーヒーなど

半日すごす前提で、ランチやコーヒーがあるとリラックスできます。

読書用の本や虫取り網など、家族や子どもが過ごしやすくなるグッズも持っていきましょう。

デイキャンプでやること
  • テントやタープの設営練習
  • 必要な道具の把握

とくにテントやタープなど、サイト作りに欠かせない道具の設営練習はしておきましょう。

ロープワークや設営が早くできる下準備は、実際に建ててみないとわかりません。

追加で必要な道具もわかるので、帰宅後に購入することになるはずです。

マスモト

買ったばかりの道具を開けるのはワクワクするね……!

カナヤマ

足りないものに気づくためにも、いち早くデイキャンプで使ってみよう!

新品の道具を持っていきなり宿泊キャンプに行くのは注意が必要です。

初心者なら、設営と撤収の練習をするだけで半日が過ぎる可能性もあります。

先に道具を揃えたい派の人は、キャンプ前に一通り設営の練習をするのがおすすめ。

実際に設営すると細かいポイントの事前準備も分かるので、キャンプ当日にかかる時間や疲労感にも差がでますよ。

まずはデイキャンプで練習をしてステップアップしてきましょう。

デイキャンプの持ちものや楽しみ方については下記の記事でくわしく解説しています。

揃える道具の優先順位は?

マスモト

まだ道具をもっていないけど、何から揃えて行けばいい?

カナヤマ

身近な道具や持つと気分がアガる道具から揃えてみて!

これから徐々に道具を揃える人は、寝袋やマグカップなど身近な道具や、焚き火台などの気分が上がる道具から揃えるのがおすすめ!

一度にキャンプ道具を揃えるのは、お財布に準備、収納も大変です。

テントなどの大きな買い物は、じっくり選ぶ楽しみも大切にしたいですよね。

まずは、身近な道具と持つと気分がアガる道具を少しずつ揃えて行きましょう。

身近な道具は「普段でも使える道具」や「レンタルを使うのが嫌なもの」を想像すると優先順位が見えてきます。

例えば、下記のようなもの。

身近な道具の例
  • 寝袋
  • 食器類
  • ランタン

気分のアガる道具は「キャンプでやりたいこと」を想像してみましょう。

必要ではないけれど、あると楽しみ。そんなワクワク感はもっとも大切。

気分のアガる道具
  • 焚き火台
  • BBQグリル
  • ハンモック

クッカーやバーナーなどは、自宅の鍋やカセットガスコンロでも代用できます。

初心者のうちは、キャンプでも使えそうな自宅にあるものをどんどん持ち出して代用しましょう。

追々欲しくなったら買い足していけばOKです。

マスモト

まずはテントかな、って思ってた!

カナヤマ

テントを買えば一通り揃えるようになるからね。
必要なものが見えてくるから悪くはないけど、なるべく負担の少ない方法を提案しているよ!

最初に選んで失敗のない製品は「コールマン」や「ロゴス」など、王道メーカーがおすすめです!

Colemanおすすめキャンプ道具はこちら!

ロゴスおすすめキャンプ道具はこちら!

【レンタルを活用してキャンプで1泊する】好みに合わせた2つの方法

レンタルを活用してキャンプに行く方法もおすすめ。

夏休みなどを利用して子どもと思い出を作るにはうってつけです!

レンタルを利用することで、自分のキャンプスタイルにあった道具にも気がつけるでしょう。

例えば……

  • 銀マットをレンタルしたけど、固くて眠れなかった→コットやエアーマットがいいかも!
  • テントとタープをレンタルしたけど、設営が大変すぎた→タープの要らない2ルームテントがいいかも!
  • 寝袋をレンタルしたけど、寒くて眠れなかった→厚手の寝袋がいいかも!

レンタル利用をすることで、のちの買い物の失敗を減らせることも大きなメリット。

キャンプ場のレンタルを使う

屋久島 キャンプ

もっともお手軽なのは、キャンプ場でレンタルするか常駐テントを利用する方法です。

メリット
  • その場で貸し返しができて楽ちん
  • 分らないことはスタッフに聞ける
デメリット
  • レンタルサービスのあるキャンプ場は限られる
  • 使いたい道具がないこともある
  • 最新よりも古いものが多い

レンタルのあるキャンプ場も借りられる道具は限られているので、求めている道具がないこともしばしば。

ちょっと古い道具だと残る写真もイマイチだったり、人によっては恥ずかしいと思うこともあるかもしれません。

そもそもレンタルに用意の無い道具も多く、大半のものは購入して行く必要があるでしょう。

マスモト

道具一式を借りられるキャンプ場はあまりないのか……

カナヤマ

そんなときは、レンタルサービスの利用がおすすめ!

専門のレンタルサービスを使う

画像引用:

キャンプ用品のレンタルならhinataレンタル がおすすめ。

人気有名ブランドの道具一式セットや、プロジェクターやポータブル電源など買う前にじっくり検討したい単品のレンタル用品も充実しています。

\ アイテムを探す /

メリット
  • 現地や自宅に届けられるので好きなキャンプ場で使える
  • おしゃれなブランドの最新ギアが借りられる
  • お得な初心者用フルセットで予約も楽ちん
  • チャットでなんでも相談できる
  • 保証付きで安心して借りられる
デメリット
  • 現地で困ったときにやや不安
マスモト

キャンプ場に届けてもらったら手ぶらで行けるね!

カナヤマ

チャットでなんでも相談できるから行く前の不安は解消できるよ!

hinataレンタルの使い方やクーポン情報については下記の記事でくわしく解説しています。

もっと気楽にレンタルを利用したい人は、楽天市場のショップもおすすめ!

テントのレンタルなら「Coto・Coto楽天市場店」がおすすめ!

テントやタープのラインナップが豊富で、定番人気のテントや一度使ってみたいワンランク上のテントも見つかります。

スノーピークの「アメニティドームM」やDODの「カマボコテントミニ」は10,000円以下、広々使えるコールマンの「タフスクリーン2ルームハウス」でも10,800円でレンタルできますよ。

\ くわしくはコチラ /

カナヤマ

ショップの口コミの良さもおすすめのポイントだよ!

【初心者あるある】恥ずかしい&悲惨な失敗を回避しよう!

さいごに、初心者がキャンプでやりがちな失敗を紹介します。

キャンプで失敗・挫折をしてしまう原因はほとんどの場合、経験不足による準備不足が原因。

よくある失敗
  • 肌を露出する服装で虫に刺された
  • 夜が凍えるほど寒くて体調を壊した
  • 設営に時間がかかりすぎて暗くなった
  • 火の扱いに慣れず危うく火事になりかけた
  • キャンプ場で大騒ぎをするグループと一緒になって辛かった
  • とにかくとても疲れた

上記は、筆者自身が初心者のころに実際に体験した失敗や、キャンプ場で見かける初心者の特徴です。

とくに、人気のキャンプ場でたびたび見かけるのが「いきなり初キャンプに挑戦して撃沈する人」です。

カナヤマ

本人も同行者も疲労の色が隠せないし、危なっかしくて心配……

誰しも失敗しながら自分なりのキャンプスタイルが確立されていくものですが、小さな子どものいるファミリーキャンプでは大きな失敗はできません。

しかし、上記をはじめとした失敗は少しずつ経験を積むことで回避できるようになります。

カナヤマ

同じ失敗でも、小さく始めると大ケガにはならないよ!

無理せずキャンプを楽しいものにするためにも、まずは前述で紹介した「【失敗しない】キャンプを小さく始める方法」からチャレンジしましょう。

買ってはいけないギア・筆者の失敗したギアについては下記の記事でくわしく解説しています。

【まとめ】初めてのキャンプは、小さく始めて大きな失敗を回避しよう

初心者におすすめのキャンプの始め方について紹介しました。

とくに大きな失敗ができない子連れでのファミリーキャンプは、小さく始めてステップアップする方法がおすすめです。

下記の筆者おすすめの「小さく始める方法」を1つか2つを組み合わせて、徐々にキャンプ慣れしていきましょう。

  1. 【チェアリングから始める】お手軽アウトドアで半日体験する
  2. 【コテージに泊まる】キャンプ場の夜を体験する
  3. 【簡単な道具でデイキャンプに行く】設営・撤収の練習にも
  4. 【レンタルを活用してキャンプで1泊する】好みに合わせた2つの方法

キャンプは、ほかにはない経験がたくさん詰まったアクティビティです。

無理なく楽しみながら道具を選び、ワクワクするキャンプライフをスタートさせてみませんか?

家族ですごす非日常は、なにごとにも代えがたい貴重な時間になりますよ。

タップできる目次