チェアリングの始め方と必要なものを紹介します。
キャンプのファーストステップにおすすめのアウトドアである、チェアリング。
椅子ひとつで好きな場所で自由に過ごすことです。
チェアリングってどこでできるの?何が必要?
自分が快適に過ごせる環境でOKだよ!持ち物も紹介するね!
- チェアリングって何?どこで何するの?
- チェアリングに必要な持ち物は?
- おすすめの椅子やチェアリングスポットを教えて!
本記事では、キャンプのファーストステップにおすすめのチェアリングを、始め方から道具・フィールドの選び方まで丁寧に解説します。
▼キャンプの始め方については下記の記事でくわしく解説しています。
【チェアリングとは?】椅子ひとつで楽しむアウトドア
チェアリングとは、椅子ひとつで手軽に楽しめるアウトドア。
チェアリングの目的はさまざまで、自然の中でリラックスしたり、野遊びを楽しんだり自由に過ごします。
「外でのんびり過ごしたいけど、キャンプの準備をするのはちょっと……」という時にもチェアリングはぴったり。
椅子ひとつ持って気軽にアウトドアへ出かけましょう。
【チェアリングの過ごし方】何をする?
チェアリングでは、何をして過ごすのでしょうか?
一口にチェアリングといっても、人によって過ごし方は異なります。
筆者が実際にチェアリングに行く時や、周囲でよく見かける過ごし方には以下のようなものがあります。
- 読書
- 焚き火
- 外カフェ
- 子どもと野遊び
固く考えすぎず、気軽に外で過ごすだけでチェアリングは楽しめます。
チェアリングで「何もしない」のもアリだよ!
自然の中で過ごすだけで癒やされるよね〜!
【チェアリングスポット】どこで楽しむ?
チェアリングが楽しめるスポットは、以下のような場所です。
- キャンプ場
- 河川敷
- 公園
- 森
- 海
ふと日常から離れられるような、自然の中で気持ちが落ち着ける場所がおすすめです。
【チェアリングの持ち物】椅子ひとつから始められる
チェアリングの持ち物に決まりはなく、基本的には椅子ひとつあればOK。
「遊びたい!」や「リラックスしたい!」など、フィールドでやりたいことに合わせて荷物をプラスしましょう。
コーヒーを飲んだり軽食を食べたりしたい場合は、コンパクトなテーブルがあれば便利です。
屋根や大きな木といった影のない場所でチェアリングをする場合は、タープもあればより快適に過ごすことができます。
【チェアリングの持ち物リストの例】
- 椅子(人数分)
- テーブル
- タープ
- 虫除けスプレー
- 軽食・おやつ
- 飲み物
- タオル
- 帽子
- 本
など
チェアリングにおすすめの椅子
チェアリングにおすすめの椅子と選び方を紹介します。
コンパクトに持ち運びたい人におすすめ:最強キャンプチェア
コンパクトに持ち運びたい人は、やはりヘリノックス「チェアワン」をはじめとしたコンパクトに収納できる椅子がおすすめ。
座り心地を保ちながら、軽量で収納するとリュックにも入るほどのコンパクトサイズになる椅子は他にはありません。
所有欲を満たしてくれるおしゃれなデザインもポイント。
ヘリノックス「チェアワン」が流行ったことで、次々と発売された通称「パチノックス」と呼ばれる安価な類似品。
筆者もいくつか使用しましたが「パチノックス」は座り心地がイマイチなものも多く……。
「パチノックス」へは、なんとなく腰を落とすのを避けるようになったのであまりおすすめしません。
高価な椅子にはなりますが、ヘリノックス「チェアワン」は、他には代えがたい満足度がありますよ。
設置と撤収を簡単にしたい人におすすめ:折りたたみ椅子
設営・撤収を楽にしたい人には、サッと展開するだけで座れる椅子がおすすめ。
コールマンやロゴス、キャプテンスタッグなど、有名メーカーの椅子がおすすめです。
家族の人数分を揃えると持ち運びの荷物は増えますが、前述の「チェアワン」のように一つずつ組み立てるのはやはり手間がかかります。
面倒くさがりな人は、多少荷物がかさばることには目を瞑っても、展開が楽ちんな椅子を選びましょう。
製品名 | 販売ページ | |
コールマン 「コンパクトフォールディングチェア」 | Amazon | 楽天市場 |
キャプテンスタッグ 「イージーチェア」 | Amazon | 楽天市場 |
ロゴス「あぐらチェア」 | Amazon | 楽天市場 |
オガワ「ローチェア」 | Amazon | 楽天市場 |
座り心地を重視したい人におすすめ:おしゃれ&リクライニングチェアも
座り心地を重視したい人は、首や頭まで支えられるハイバックチェアにしましょう。
スノーピークの椅子や、コールマンやキャプテンスタッグでもハイスペックな椅子がおすすめ。
リクライニング機能のついたチェアなら、より快適に過ごせますよ。
▼座り心地を重視したおすすめの椅子はこちら!
製品名 | 販売ページ | |
コールマン「レイチェア」 | Amazon | 楽天市場 |
キャプテンスタッグ 「ウルトラハイバックチェア」 | Amazon | 楽天市場 |
スノーピーク「ローチェア30」 | Amazon | 楽天市場 |
オガワ「ツーアングルチェアL」 | Amazon | 楽天市場 |
オガワ「リラックスチェア」 | Amazon | 楽天市場 |
座ることをのんびり楽しみたい人は、ハンモックチェアもおすすめです。
▼筆者おすすめ!ロゴス「ゆらゆらハンモックチェア」についてはこちら!
コスパを重視したい人におすすめ:安い◎揃えやすい
家族の人数分を揃えるために、コストを抑えながらも使いやすさを重視したコスパのいい椅子は以下です。
ファミリーには、人気の「鹿ベンチ」をはじめとしたベンチ型のチェアも展開が楽ちんで使いやすいです。
製品名 | 販売ページ | |
コールマン「ファンチェア」 | Amazon | 楽天市場 |
コールマン「リゾートチェア」 | Amazon | 楽天市場 |
キャプテンスタッグ 「アルミ背付きベンチ」 | Amazon | 楽天市場 |
キャプテンスタッグ 「ラウンジチェア」 | Amazon | 楽天市場 |
ロゴス「タイニーチェア」 | Amazon | 楽天市場 |
チェアリングにぴったりのテーブル
チェアリングにぴったりのテーブルは、大きすぎず持ち運びや設置が容易なことを重視しましょう。
チェアリングの最大のメリットは気軽に出かけられること。
そのためには、さっと使える軽量なテーブルがおすすめ。
チェアリングのみであれば、家族で行く際にも大きなテーブルは必要ありません。
飲み物を置いたり軽食を置いたりできる、50センチ程度のテーブルがあるだけでもうんと快適になります。
▼軽量で持ち運び&設営簡単でコスパ最強なのは、化粧板の二つ折りテーブルです。
▼「ゆくゆくはキャンプ用品として活躍させたい……!」と考えるなら、焚き火テーブルを揃えておくのもおすすめ。
▼コンパクトに持ち運びたい人は、ヘリノックス「タクティカルテーブル」を検討しましょう。
チェアリングにおすすめのコーヒーグッズ
チェアリングで「ゆっくりコーヒーを淹れたい」人に、アウトドアで便利なコーヒーグッズを紹介します。
自然の中での贅沢なカフェタイムは、豆を挽くところからこだわってみるのも楽しみのひとつ。
いつもよりうんと美味しい時間を感じられるはずです。
アウトドアにおすすめのコーヒーグッズは以下です。
ドリッパー
筆者おすすめのドリッパーは、2つ。
コンパクトに収納したい人は、ハリオのアウトドア向けブランドであるゼブラン「フラットドリッパー」がおすすめ。
さまざまなドリッパーを試しましたが、コーヒー好きにはユニフレーム「コーヒーバネット」のようなワイヤーのものより、ドリップ部分が覆われている形状がおすすめ。
冷めにくく、味がしっかりとドリップできますよ。
▼おすすめのドリッパーはこちら!
ちょっと変わり種としては「エアロプレス」もおすすめ。
エスプレッソも手軽に淹れられるので、カフェラテも楽しめます。
コーヒーミル
おすすめのコーヒーミルは、以下です。
筆者は、安価で挽き方が細かく調整できることと、残量が見えやすいのでハリオを愛用しています。
ハリオのミルは蓋と取手が取れやすいのがやや難点ですが、現在はアウトドア向けの「コーヒーミル・スマートG」が使いやすいでしょう。
シングルバーナー
アウトドアに持ち出すバーナーは、コンパクトなシングルバーナーがおすすめです。
おすすめのシングルバーナーなら、やっぱりSOTO。
チェアリングでコーヒーを淹れるために、大きなカセットコンロを持ち出すのはちょっと大変。
チェアリングからキャンプに発展したときのことを考慮して、使いやすいCB缶のシングルバーナーを選びましょう。
筆者愛用は、「ST-330」です。
ポット
おすすめのポットは、トランギア「ケトル0.6L」です。
注ぎ口のカットがよく考えられていて、コーヒーを丁寧に淹れることができます。
アルミ製でタフな作りで焚き火にもかけられ使い勝手もばっちり。
あとからクッカーを買い足した際にも、トランギアのクッカーであれば中に収納できるのでかさ張らず持ち運びが楽ちんです。
▼トランギアのクッカー「ツンドラ3」と「ケトル0.6L」についてはこちら!
【チェアリングの注意点】道具を揃える前にチェック
チェアリングの注意点は、目線の高さを合わせることです。
揃えた椅子やテーブルがハイスタイルだったりロースタイルだったりと、ちぐはぐにならないようにしましょう。
動きやすさを重視したいなら、ハイスタイルで揃えます。
リラックス感を重視するなら、ロースタイルが過ごしやすいでしょう。
高さを揃えることを注意して選ぶだけでも、まとまりのあるおしゃれで過ごしやすい道具が揃うよ!
【まとめ】チェアリングは自己流でOK!自由に楽しもう
チェアリングとは、椅子ひとつで手軽に楽しめるアウトドア。
のんびりしたり、子どもと野遊びをしたり、自由に過ごしましょう。
キャンプ場や公園、森や海など、リラックスできる場所であればどこでも過ごせます。
読書や外カフェなど、やりたいことに合わせ椅子にプラスして持ち物を揃えましょう。
チェアリングにおすすめの椅子は以下です。
難しく考えず、チェアリングは自己流でOK!
まずは手軽に自由にアウトドアの一歩を始めてみましょう。