家族3人など少人数のキャンプにおすすめのクッカーは、トランギア「ツンドラ3」です。
フライパンからケトルまでオールインワンに収納でき、持ち運びも楽ちん。
クッカーってあれもこれも持ってで、ガッチャガチャ……!
スタッキングできる「ツンドラ3」なら、そんな悩みから解放されるよ!
- トランギア「ツンドラ3」ってどんなクッカー?
- 使い勝手やメリット・デメリットは?
- 人数に合わせたトランギアのクッカーのおすすめを教えて!
本記事では、筆者愛用のトランギア「ツンドラ3 ブラックバージョン」をレビュー。
他の人気製品とも比較しながら、キャンプのクッカー選びで気をつけたいポイントもあわせて紹介します。
キャンプの調理器具選びで迷う人はぜひ目を通してください。
メリット | デメリット |
---|---|
フライパンからソースパンまでが揃う便利なセット ケトルとマルチディスクを追加でもっとに便利に スタッキング収納でコンパクト | 薄いので扱いはていねいに |
- 重量:566g
- 収納サイズ:Φ20×H8.8㎝
- フライパン(Φ20㎝):アルミ製(ノンスティック加工済)
- ソースパン(1.5、1.75ℓ):アルミ製(ノンスティック加工済)
- フタ:アルミ製
- ハンドル:アルミ製(無垢)
- 付属:収納袋
【レビュー】トランギア「ツンドラ3」メリット・デメリット
まずは、筆者が実際に使用してきたなかで感じるメリット・デメリットをレビューします。
フライパンからソースパンまでが揃う便利なセット
「ツンドラ3」のセットには、以下のものが含まれます。
- ソースパン2つ
- フライパン
- フタ
- ハンドル
- 収納袋
「ツンドラ3」ひとつで、キャンプに必要な基本の調理器具が揃います。
迷うことなく使いやすいセットが揃い、準備も楽ちん。
筆者はファミリーキャンプの際に、ツンドラ3で「調理器具が足りない」「不便で困った」と感じた事はありません。
気分に応じてスキレットやホットサンドメーカーをもって行くときにも、基本のクッカーであるツンドラ3がコンパクトだから準備も楽ちん。
基本のクッカーは、1つずつ買い足すよりもセットで揃えるのがキャンプが快適になるコツだよ!
ケトルとマルチディスクを追加でもっとに便利に
「ツンドラ3」には、セットの中にスタッキングできる専用のケトルとマルチディスクを追加できます。
ケトルがあればお湯を沸かすのも早く冷めにくく、虫も入らないので便利です。
朝食の際には、スープや湯煎にソースパンが取られることも多いですが、そんなときにはケトルがあるとコーヒーをサッと準備できます。
ソースパンでいれるよりも美味しく淹れられ、朝一の「今すぐコーヒーがのみたい……!」気持ちがとても満たされますよ。
3人分の飲み物のお湯なら、一度で沸かせます。
マルチディスクは、まな板や湯切りに使えて便利。
「なくてもいいけど、あると助かる」そんなアイテムですが、収納場所には困らないので一緒に揃えるのもおすすめ。
▼ツンドラ3にスタッキングできるオプションはこちら!
スタッキング収納でコンパクト
「ツンドラ3」は、スタッキングでとてもコンパクトになります。
登山にも携行できるほどの軽量さで、ミニマリストキャンプにはぴったり。
実はキャンプの荷物でも目立って収納に困るのが、サイズの合わないクッカー類。
あちこちのメーカーでその時に欲しい物を買っていると、ガチャガチャと必要以上にかさばることも……。
オールインワンにスタッキング収納できる「ツンドラ3」は、収納場所にも困らず荷物の増えるキャンプに最適なクッカーセットです。
【デメリット】薄いので扱いはていねいに
1グラムの重量すら気にする登山の場面でも選ばれるほどの名品「ツンドラ3」。
ノンスティック加工のアルミ製なので、乱雑に扱うと変形することも……。
大切なキャンプ道具なので丁寧に扱うことは大前提ですが、うっかり落としてしまったりすると変形することもあるし、普通に使っていても「おや?」と感じる程度の軽いヘコみもあります。
無骨なトランギア製品らしくギアの味と捉えて愛用していくのもいいですが、できるなら大切に扱いたいですよね。
トランギア「ツンドラ3」はこんな人におすすめ
とくに「ツンドラ3」がおすすめな人はこんなシーンの多い人です。
2~3人のグループ
大人だけなら、2〜3人のグループに「ツンドラ3」はぴったりです。
子どもを含むファミリーあれば、多くても4人くらいが良さそう。
ソロ〜デュオキャンプが多い人は、ひとまわり小さな「ツンドラ3ミニ」がおすすめです。
登山や釣りなどのオクティビティにも携行したい人
キャンプ以外にも登山や釣りなどのアクティビティを楽しむ人にもおすすめ。
筆者も登山に行くときには、「ツンドラ3」を携行しています。
友人同士3人までなら満足のいく使用感で、炊飯も可能。
これ1つでオッケーなクッカーです。
小さな子どもを含む4人までのファミリー
「ツンドラ3」は小さな子どもを含む場合は、4人までのファミリーで使いやすいサイズです。
ノンスティック加工で油不要。
こびりつかないので、小さな子どもの好きなケチャップやマヨネーズ味などのメニューもキャンプ場で美味しく作れますよ。
餃子もきれいにやけるよ〜
【比較】類似製品と比較
トランギアのクッカーと比較しましょう。
人数に合った仕様を選べば、ソロからファミリーまで安心して使えますよ!
製品 | ツンドラ3 | ツンドラ3ミニ | ストームクッカーL |
内容 | フライパン(20㎝) ソースパン(1.5、1.75L) フタ ハンドル 収納袋 | フライパン(15㎝) ソースパン(1.0L×2) フタ ハンドル 収納袋 | フライパン(22㎝) ソースパン(1.5、1.75L) |
収納サイズ | 20×H9cm | 15×H8.7㎝ | 22×H10.5㎝ |
重量 | 738g | 364g | 1149g |
価格(税込) | 10,450円 | 9,350円 | 20,350円 |
販売ページ | Amazon | Amazon | Amazon |
楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
「ツンドラ3ミニ」ソロ〜2人におすすめ!
「ツンドラ3」より、ひとまわり小さなサイズのクッカーセット「ツンドラ3ミニ」。
内容は「ツンドラ3」と同じで、サイズが直径5cm小さくなります。
ソロや2人組のキャンプにぴったりで、ツーリングキャンプにもおすすめですよ。
「ストームクッカーL」アルコールストーブがセットになった大きめサイズ
「ストームクッカーL」は、アルコールストーブがセットになった大きめサイズのクッカーセット。
火器までがオールインワンでまかなえる、トランギアの人気製品です。
バーナーやガスを持たず、アルコールストーブを使って手動で火力を調整する野営感あふれるクッカーです。
ストームクッカーLには「ケトル0.9L」がピッタリです。
トランギア「ツンドラ3」のよくある質問
「ツンドラ3」につてよくある質問に答えます。
ツンドラ3とメスティンはどちらが使いやすい?
「ツンドラ3」は、さまざまな調理に汎用的に使えます。
メスティンとの大きな違いは、蓋閉まり方とクッカーの形状です。
炊飯はメスティンの方が上手にできますが、それ以外の使い方であれば、こびりつかず手軽に使えるツンドラ3に軍配が上がります。
どちらかひとつなら、迷わず「ツンドラ3」がおすすめです。
ツンドラ3は直火で使える?
「ツンドラ3」は直火オッケー。
アルコールストーブやバーナーを使いましょう。
ケトル以外は、焚き火での使用はあまりおすすめめしません。
ツンドラ3は炊飯できる?
ソースパンに蓋をすることで炊飯も可能です。
2合までなら安心して炊飯できますよ。
筆者は登山の時はツンドラ3で炊飯しますが、美味しく食べれられます。
「ツンドラ3」に合ったケトルのサイズは?
「ツンドラ3」のケトルは0.9リットルを合わせましょう。
トランギア「ツンドラ3」はシンプルで使い勝手のいいクッカー!ファミリーキャンプにぴったり
トランギア「ツンドラ3」は、軽量でコンパクトなクッカーセットです。
大人のみなら3人、子どもを含むファミリーなら4人くらいまでの使用におすすめ。
専用のケトルとマルチディスクを追加して、もっと便利に使えます。
ツンドラ3のメリット・デメリットは以下です。
ツンドラ3がおすすめなのはこんなシーンの多い人です。
トランギアには「ツンドラ3」よりひとまわり小さな「ツンドラ3ミニ」や、アルコールストーブがついた大きなサイズの「ストームクッカーL」など人気のクッカーが揃っています。
キャンプの人数に合わせてぴったりのクッカーを選びましょう。