初期費用の予算10万円で揃えられる、ファミリーキャンプに必要な道具を一式を紹介します。
キャンプ歴12年の筆者が「10万円の予算でキャンプ用品一式揃えるならどれを選ぶ?」をテーマに道具を比較検討し、ピックアップしました。
なるべく予算を抑えてキャンプを始めたい人におすすめのギアが揃いました。
抑えられる予算は削りつつ、予算を掛けるべき道具にはしっかり出して揃えていきましょう。
予算10万円でキャンプ道具って揃えられる?
最近は使いやすくてリーズナブルなメーカーもあるから一緒にチェックしよう!
- キャンプ歴12年の筆者が予算10万円で選ぶものとは?
- 予算を削ってはいけない道具ってなに?
- コスパの良い道具の選び方のコツを教えて!
本記事では、なるべく予算を抑えてキャンプを始めたい人に10万円で揃えられるスターターセットを提案します。
4人家族(大人2名+子ども2名)を想定したボリュームとなっています。
予算をおさえながら、快適に過ごせるキャンプ用品を見つけられますよ。
「少しでもコストはおさえながら、失敗しないギア選びをしたい!」という人は参考にして下さい。
※価格は記事作成時(2023.6)のAmazon.jpの価格を参考にしています。
ファミリーキャンプの初期費用は?4人家族の場合
ファミリーキャンプに必要な道具を一式揃える場合、予算は20万円前後と言われています。
しかし、最近のキャンプブームが追い風となり、低予算でもおしゃれで使いやすい道具が手に入るようになりました。
「まずはキャンプを始めてみたい」そんな人は、予算を抑えてキャンプデビューののち買い替えのタイミングでレベルアップしていきましょう。
- テント
- チェア
- テーブル
- ランタン
- 寝袋
- クッカー
- 火器
- 焚き火台
- クーラーボックス
予算10万円でファミリーキャンプの道具を揃える場合、出費を削れる道具と、予算を掛けるべき道具を分けて選びましょう。
予算10万円でキャンプ用品を揃えたい人におすすめブランドは以下です。
▼キャプテンスタッグのおすすめアイテムについてはこちらで紹介しています!
▼コールマンのおすすめキャンプ用品についてはこちらで紹介しています!
▼ロゴスのおすすめキャンプ用品はこちら!
初期費用10万円で揃えるキャンプ用品
ここから、予算10万円で揃えられるキャンプ道具一式をピックアップ。
4人家族(大人2名+子ども2名)を想定したボリュームを想定して紹介しています。
- テント:3万円〜5万円
- チェア:6,000円〜12,000円(1脚1,500円〜3,000円)
- テーブル:5,000円〜1万円
- ランタン:4,000円〜8,000円
- 寝袋:2万円前後(1人分5,000円前後)
- クッカー:3,000円から1万円
- 火器:3,000円〜5,000円
- 焚き火台:3,000円〜5,000円
- クーラーボックス:5,000円〜1万円
1.テント:3万円〜5万円!コールマン・ロゴス・DODがおすすめ
初心者さんが予算を抑えてテントを選びたい場合、おすすめテントは以下です。
- コールマン「タフスクリーン2ルームハウス」(約54,000円)
- ロゴス「neos PANELスクリーンドゥーブル」(約41,000円)
- DOD「ワンポールテントL」(約28,000円)
イチオシは、コールマン「タフスクリーン2ルームハウス」。
建てやすく居住性に優れ、アフターフォローも文句なしの2ルームテント。
初心者さんならまず選んで間違いないテントです。
もう少しコストを抑えたい人は、ロゴス「neos PANELスクリーンドゥーブル」やDOD「ワンポールテントL」も検討しましょう。
DOD「ワンポールテントL」は、大型ワンポールテント。
あわせて「いつかのタープ」があるともっと快適に過ごせます。
テントは人気アイテムから選んでおくと安心!
2.チェア:6,000円〜12,000円(1脚1,500円〜3,000円)鹿ベンチも◎
コストを抑えながら家族4人分揃えるなら、以下のチェアがおすすめ。
- キャプテンスタッグ「パレットラウンジチェア」(約1,800円)
- コールマン「ファンチェア」(約2,500円)
低コストなチェアの中でも、コールマン「ファンチェア」は座り心地も申し分なしのおすすめチェア。
コンパクトで4人分の持ち運びも楽ちんです。
子どもと一緒に座るなら、人気の鹿ベンチをはじめ2人掛けチェアもおすすめ。
- キャプテンスタッグ「ベンチ2人用」(約6,000円)
- BUNDOK「ツインチェア」(約3,600円)
- クイックキャンプ「LoveSoSheet」(約6,000円)
チェアが4脚あると車載にも十分なスペースが必要になります。
収納性も考慮しながら、あまりスペースに余裕のない人は「お座敷スタイル」から始めてもいいかもしれません。
お座意識スタイルは、ローテーブルと大判のレジャーシートがあればOKです。
上記で紹介した、2ルームテントや大型ティピーテントならお座敷スタイルも過ごしやすいですよ。
3.テーブル:5,000円〜1万円!BUNDOKがコスパ最強
予算を抑えてテーブルを選ぶ場合、2つ折りの化粧板のテーブルなら使いやすさの面でもバッチリ◎
4人家族なら、幅120cmサイズのものが使い勝手がいいでしょう。
おすすめのテーブルは以下です。
- キャプテンスタッグ「テーブル・Mサイズ」(約5,600円)
- BUNDOK「アルミフォールディングテーブル・Mサイズ」(約5,500円)
お座敷スタイルやロースタイル・ハイスタイルどれでも使用できるように、高さが2段階に調節できるものを選びましょう。
テーブルは化粧板2つ折り&2段階調節が使いやすい!
4.ランタン:4,000円〜8,000円!マルチパネルランタン一択
初心者におすすめのランタンは、LEDランタン一択。
コールマン「マルチパネルランタン」なら、取り外せるパネルで家族みんながそれぞれ使う際にもとっても便利。
本来、2つ以上は必要なランタンですが「マルチパネルランタン」なら、当面はひとつだけでも困ることはないでしょう。
「マルチパネルランタン」のバリエーションは4種類。
- 2マルチ(約4,000円)
- 3マルチ(約6,500円)
- クアッド(4)マルチ(約7,500円)
4人家族なら「クアッド(4)マルチ」というように、家族の人数に合わせたパネル数のランタンを選ぶのがおすすめです。
LEDランタンならが「マルチパネルランタン」がイチオシ!
5.寝袋:2万円前後(1人分5,000円前後)子どもと一緒ならコールマンがイチオシ
ファミリーキャンプの寝袋には、封筒型の連結できるコールマン「ファミリー2IN1/C5」(11,000円)がピッタリ。
シングルでも使用できますが、連結してダブルサイズにすることで、小さな子どもも安心でき一緒に寝る大人も暖かくなります。
寝袋は、予算を削れない大事な道具のひとつ。
夜「寒くて眠れない」トラブルは、キャンプ初心者あるあるです。
春や秋のキャンプ、夏でも高原のキャンプは冷え込むので、実際の気温よりも高スペックの寝袋を準備しましょう。
筆者の経験から、夜間の最低気温に-10度オーバースペックな寝袋だと安心して夜を過ごせます。
ファミリーキャンプでは、ダウンの寝袋を使うほどではありませんが、実際の気温より暖かく過ごせる寝袋を準備しましょう。
プラスして、寝心地アップと底冷えを防ぐために寝袋の下にはマットを敷きましょう。
フォールディングマット(シングル・約2,000円)やインフレーティングマット(ダブル・約6,000円)がおすすめです。
寝袋の予算は削っちゃいけない……!
寝袋選びはオーバースペックを意識して選ぼう!
▼おすすめ封筒型シュラフのレビューとスペックの選び方についてはコチラ!
6.クッカー:3,000円〜1万円!キャンピングムーンの15点セットがおすすめ
クッカーは、鍋やフライパンのセットが持ち運びに便利。
キャンピングムーン「ステンレスクッカー15点セット」(約6,700円)なら、これひとつでクッカーと食器までが揃う15点セットです。
食器の必要がない人は、鍋とフライパンの5点セットのキャプテンスタッグ「ラグナステンレスクッカー・Mセット」(約3,700円)でも。
オールインワンに収納できるクッカーセットなら、あとから調理器具を買い足した際にかさばらないのでおすすめです。
クッカーはオールインワンセットを選ぶ!
7.火器:3,000円〜5,000円!自宅用を持ち出しでも◎
コンパクトなバーナーなら、イワタニ「ジュニアコンパクトバーナー」(約4,000円)。
カセットコンロなら、キャプテンスタッグ「カセットコンロ」(約3,500円)がコストを抑えて揃えられます。
CB缶・キャプテンスタッグ「カセットボンベ3本パック」(約640円)もあわせて準備しましょう。
自宅にカセットコンロがある人は、持ち出せばOK!
8.焚き火台:3,000円〜5,000円!キャプテンスタッグはコスパ最強
コスパ最強なのは、焚き火台・BBQ・ダッチオーブンの3役使える、キャプテンスタッグ「ヘキサステンレス ファイア グリル」(約3,600円)です。
焚き火台は1度の使用でかなり汚れてしまうもの。
初心者さんは、使いやすいものや汎用性の高いものが楽ちんです。
あわせて、ライター・キャプテンスタッグ「ガスチャッカー」(約420円)も準備しておきましょう。
使い勝手の良さも◎「ヘキサステンレス ファイア グリル」がコスパ最強!
9.クーラーボックス:5,000円〜1万円!バックと併用で保冷効果アップ
クーラーボックスは構造やサイズで価格が大きくかわるもの。
しかし、コストを抑えたクーラーボックスでも開ける回数を抑えられると、そのぶん保冷効果は長持ちします。
逆にハイスペックなクーラーボックスでも開閉を繰り返していると効果は半減します。
コストを抑えてクーラーボックスを準備する場合、滅多に開けないボックス型と頻回に開けるバッグ型の2つを併用するのがおすすめ。
頻回に開けるバックは「当日持てばOK」の飲み物やすぐ食べるものを入れておきます。
おすすめのクーラーは以下です。
- キャプテンスタッグ「クーラーボックス・シエロ35L」(約5,800円)
- キャプテンスタッグ「クーラーバッグ」(約1,000円)
保冷剤は大きめサイズのものを3〜4個準備しておくと安心です。
- キャプテンスタッグ「コールドパック・L」(約390円)
- トラスコ「保冷剤強冷タイプ・760g」(約480円)
【キャンプの初期費用】4人家族は予算10万円に収まる?
上記でおすすめしたアイテムで一式セットをまとめました。
アイテム | 作成時のAmazon価格(約) | |
テント | ロゴス「neos PANELスクリーンドゥーブル」 | 41,000円 |
チェア | キャプテンスタッグ「パレットラウンジチェア」 | 1,800円×4脚=7,200円 |
テーブル | BUNDOK「アルミフォールディングテーブル・Mサイズ」 | 5,500円 |
ランタン | コールマン「マルチパネルランタン・クアッド(4)マルチ」 | 7,500円 |
寝袋 | コールマン「ファミリー2IN1/C5」 | 11,000円×2セット=22,000円 |
マット | キャプテンスタッグ「インフレーティングマット・ダブル」 | 6,000円×2枚=12,000円 |
クッカー | キャンピングムーン「ステンレスクッカー15点セット」 | 6,700円 |
火器 | キャプテンスタッグ「カセットコンロ」 | 3,500円 |
CB缶 | キャプテンスタッグ「カセットボンベ3本パック」 | 640円 |
焚き火台 | キャプテンスタッグ「ヘキサステンレス ファイア グリル」 | 3,600円 |
ライター | キャプテンスタッグ「ガスチャッカー」 | 420円 |
クーラーボックス | キャプテンスタッグ「クーラーボックス・シエロ35L」 | 5,800円 |
クーラーバッグ | キャプテンスタッグ「クーラーバッグ」 | 1,000円 |
保冷剤 | トラスコ「保冷剤強冷タイプ・760g」 | 480円×4個=1,920円 |
合計 | 98,980円 |
上記のものを揃えて、合計98,980円(2023.6記事作成時)と、大体10万円前後で揃えられます。
テントや寝袋・マットなど、必要な道具にはきっちり出して、クーラーは使い方を工夫することで費用を抑えることができました。
実際のキャンプを想定して、費用を抑えつつも初心者さんの使いやすさを重視した道具選びになっています。
もっとリーズナブルな道具でコストを抑えることもできますが、慣れてきたころに「恥ずかしい……!」と感じて買い替えることになる可能性も。
コストを抑えながらも愛着のもてる道具を選びましょう。
加えて、コスト削減に大きく役立つのがやはり100均アイテム。
▼筆者おすすめの100均アイテムはこちらで紹介しています!
【キャンプ初期費用】予算10万円のキャンプには「キャプテンスタッグ」が強い味方!
キャンプの初期費用【予算10万円】で揃える道具一式セットを紹介しました。
ピックアップしたアイテムは、4人家族のファミリーキャンプを想定しています。
必要な道具はしっかりと準備しながら、コストを削れるところは抑えて選びました。
筆者おすすめの道具は以下です。
- テント:3万円〜5万円
- チェア:6,000円〜12,000円(1脚1,500円〜3,000円)
- テーブル:5,000円〜1万円
- ランタン:4,000円〜8,000円
- 寝袋:2万円前後(1人分5,000円前後)
- クッカー:3,000円〜1万円
- 火器:3,000円〜5,000円
- 焚き火台:3,000円〜5,000円
- クーラーボックス:5,000円〜1万円
合計金額は「【キャンプの初期費用】4人家族は予算10万円に収まる?」で表にまとめました。
予算を抑えたいときは、キャプテンスタッグが強い味方です。
キャンプを続けていくうえで、まだまだ必要なものは増えていくはず。
都度買い足しながら、自分好みのキャンプスタイルに合わせたサイトを作っていきましょう。
▼キャプテンスタッグのおすすめギアはこちら!