ファミリーにおすすめのサイトレイアウトを3つ紹介します。
「テントの選び方がわからない」「ぼんやりとしたイメージはあるんだけど……」そんな人に、筆者のキャンプでの実際のレイアウト例を解説します。
小さい子どもがいるときに重視することも知りたいな!
ファミリー向けにサイトレイアウトとテントの選び方をまるっと解説したよ!
- キャンプのレイアウトってどう決めるの?
- ファミリーで過ごすときにおすすめのレイアウトは?
- 筆者が一番過ごしやすいサイトレイアウトを教えて!
理想のキャンプスタイルのイメージがある人は、キャンプレイアウトに合わせてテントを選びましょう。
キャンプサイトのレイアウトの基本
キャンプサイトのレイアウトとは、テントやテーブルなどの配置や導線のことを指しますが、キャンプスタイルの意味を含むこともあります。
サイトレイアウト次第でキャンプの楽しみ方に影響するので、自身や家族の過ごしやすさを優先しましょう。
たとえば、赤ちゃんがいる場合は、お世話のしやすいように広いテントで、暑い時期でも周囲の視線を遮ってオムツ替えなどができるようにメッシュの大きなテントがおすすめ。
季節や天候に合わせて、レイアウトや必要な道具を見直しながら進化させていくのもキャンプの楽しみのひとつです。
テントに合わせたレイアウト
キャンプサイトのレイアウトは、テントの形に応じたサイト作りをします。
定番人気の小川張りのレイアウトをしたいなら、テント下への設置が基本となるカンガルーテントよりも、フライシートのあるドーム型やトンネル型のテントがおすすめです。
サイトのイメージに合わせて、テントを選びましょう。
春夏秋冬の季節に応じたレイアウト
サイトレイアウトは、季節に応じて形を変えて順応します。
とくに夏と冬は注意深く準備したい季節。
夏は風を通し熱帯夜でも過ごしやすいレイアウト、冬は風を防ぎ温かい空気を逃さないレイアウトにしましょう。
たとえば、カンガルースタイルなら夏はオープンテープで開放的に風を通し、冬は大型シェルターで閉塞的にすると過ごしやすくなります。
春・秋は、キャンプ場の気温にあわせて日中との寒暖差を考慮しますが、基本的にどんな形のレイアウトでももっとも過ごしやすい季節です。
キャンプをしたい季節にあわせてサイトレイアウトを考えましょう。
サイトレイアウト3つ!特徴・メリット・デメリットを紹介
ここから、筆者がファミリーキャンプへ行く際のレイアウトを紹介しながら解説します。
2ルームテントのレイアウト
2ルームテントのレイアウトは、最近のキャンプブームで最も人気のスタイル。
キャンプ場では、ゆったりすごしたいデュオ(2人)から、小さな子どもを持つファミリーまで、多く見られます。
一度設営してしまえば楽ちんで、テント内で食事や団らんも完結します。
広いサイトであれば、タープと連結してより快適にすることも。
こまめに整理整頓に手が回らなくてもジップを閉めればOKの安心感があり、テント内のリビングスペースにテーブルやチェアなどがしまえるので防犯面にも優れています。
隣が近いサイトや、どのテントにするか迷ったときは一番間違いない快適さを得られるのが、2ルームテントのレイアウトです。
▼筆者愛用「ファシル」と小川テントのおすすめ2ルームテントについてはこちら!
2ルームテントレイアウトのメリット
- 広く天井が高いのでテント内での作業が快適
- 防犯面に優れている
- テントを建てる方角だけ考えたらOKの簡単さ
- 周りの視線が気にならない
2ルームテントレイアウトのデメリット
- やや閉塞的
- 設営が大変
- 狭いサイトだと立てづらい
- メッシュが少ないテントだと暑い
▼筆者愛用の2ルームテント「ファシル」についてくわしくレビューした記事はこちら!
ワンポールテントのレイアウト
シンプルな構造で初心者でも建てやすく、小型から大型まで幕やレイアウトのバリエーションが豊富なワンポールテント。
おしゃれなコットンやTC素材のテントも多く、人気のある形です。
しかし、ひとつのポールで支えるワンポールテントは、幕の強度が必要なためメッシュが少ないテントが多く、テントによっては夏は敬遠したいことも。
ワンポールテントのレイアウトは、テントだけで完結する場合もありますが、タープやシェルターと連結するとより過ごしやすくなります。
筆者は、あたたかい幕内で過ごしたい晩秋や冬は、ワンポールテントでレイアウトするスタイルがメインです。
TC素材の幕だと温かい空気を逃さず、家族で広々と過ごせる!
センターポールをジャマに感じたり、インナーやフロアのないテントの場合は虫が入り放題なので、女性や子どもとキャンプに行く人は気をつけて選びましょう。
▼ファミリーキャンプにおすすめのワンポールテントはこちら!
ワンポールテントレイアウトのメリット
- 設営が楽ちん
- サイトを広く使える
- レイアウトのバリエーションが豊富
ワンポールテントレイアウトのデメリット
- センターポールがジャマ
- メッシュが少ないテントだと暑い
- フロアやインナーのないテントは虫が入る
カンガルーテントのレイアウト
カンガルーテントのレイアウトは季節に応じてタープやシェルターなど屋根となる幕を変えるだけでオールシーズン快適に過ごせます。
設営は簡単でサッと終わりますが、テントの中は狭く寝るだけの空間になることも。
ファミリーの場合、着替えたりするだけでもちょっと大変かも……
筆者は、夜も暑い真夏はタープ×カンガルーテントのレイアウトがメインですが、隣の近いサイトだと人目が気になるのでサイトに合わせて選びます。
また、コンパクトなカンガルーテントは公園や海などのレジャーでもサッと持ち出せます。
ポップアップテントのように気軽に扱えながらも、キャンプにもガッツリ活躍するコスパのいいテントです。
カンガルーテントレイアウトのメリット
- 荷物がコンパクトで設営楽ちん
- カンガルーテントは公園でも使える
- 屋根をかえるだけでオールシーズン快適
カンガルーテントレイアウトのデメリット
- 開放的にしすぎると人目がきになる
- テント内が狭く着替えなどの作業がしづらい
▼筆者愛用「TCルーテント」の比較についてはこちら!
ファミリーにもっともおすすめのサイトレイアウトは?
近年のキャンプブームでも人気のあるとおり、小さな子どもの居るファミリーは2ルームテントのレイアウトがおすすめ。
オールメッシュになるタイプのテントを選ぶと、快適さとプライバシーの両方が手に入ります。
幕内が広く、テント内で立って移動できることでノンストレスに。
子どものお世話は、人目を気にする必要がないので焦らずに対処できます。
ファミリーにおすすめなのは、オールメッシュにできる2ルームテントです。
▼おすすめ2ルームテントの紹介とランキングはこちら!
【まとめ】キャンプスタイルがサイトレイアウトになる
ファミリーにおすすめのサイトレイアウトについて紹介しました。
筆者が実際にキャンプに行くときにレイアウトする方法は以下です。
それぞれの特徴とメリット・デメリットを参考にして、あなたにピッタリのキャンプスタイルを見つけて下さいね。