元ソロキャンプ女子の筆者が、これまでに遭遇した困ったおじさんを紹介します。
やっときた休日に、万全の準備で挑むソロキャンプ。
ソロキャンプ女子の目的は「自分時間を楽しむこと」に尽きます。
そんなソロキャンプの思い出を曇らせるのは、自身の失敗や反省点ではなく、おじさんたち。
筆者って、ファミリーキャンパーじゃなかった?
20代のころにはソロキャンプにも行ってたよ!登山のテント泊が多いけどね〜
- 筆者がソロキャンプで出会った迷惑なおじさんたちは?
- ソロキャンプ女子がおじさんに絡まれたときの対策を教えて!
- 女性ソロキャンプで怖いことってなに?
本記事では、筆者がこれまでに出会ったいい人だけど困ったおじさんたちを紹介します。
初心者は気をつけて!ソロキャンプ女子が出会ったおじさんの実録
まずは、筆者が20代のソロキャンパー時代に出会った困ったおじさんたちをピックアップ。
迷惑に感じたレベル順に、今も筆者の思い出に色濃く残るおじさんたちを紹介します。
- レベル1:うざい!人のサイトに自論を展開【ベテランキャンパーおじさん】
- レベル2:設営に手出ししてくる【教えたがりおじさん】
- レベル3:ソロキャンプに晩酌のお誘い【おせっかいおじさん】
- レベル4:気持ち悪い!隙あらばボディタッチ【酔っ払いおじさん】
レベル1:うざい!人のサイトに自論を展開【ベテランキャンパーおじさん】
まずは「ちょっと嫌」と感じたおじさんです。
【ベテランキャンパーおじさん】
- 60代くらい
- 自分のグループを率いるリーダー的な存在
- 筆者へ謎のダメ出ししながらグループの女性たちに自論を披露
山の中腹にあるテント場で筆者が設営中に、日帰り登山のグループを率いてやってきた【ベテランキャンパーおじさん】。
いつも通り設営をしている筆者へ「ポールの付け方が違う!」などと言いながら、2〜3言ほどダメ出しをしてきました。
当時、筆者が使っていたテントはアメリカ製でインナーを引っ掛けるタイプ。
国産のスリープ式しか知らないであろうおじさんは、自分のグループの女性たちに自論を展開。
「それじゃあテントは建てられない」と言いながら、おじさんはグループを率いて山に登っていきました。
自論を展開する【ベテランキャンパーおじさん】は、ソロキャンプに水を差していきました。
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レベル2:設営に手出ししてくる【教えたがりおじさん】
つぎは「まぁやめてほしいな」レベルのおじさんの紹介です。
【教えたがりおじさん】
- 60代くらい
- ソロキャンプ中の親切なおじさん
- 奥様手作りのおにぎりをくれた
筆者がテント設営中に、どこからともなくやってきた【教えたがりおじさん】。
筆者のテントをしげしげと見ながら一周したと思うと、いきなり設営を手伝ってきたのでビックリ。
普通に「暇を持て余したいい人」の雰囲気だったので「自分でしたいので大丈夫です」とハッキリ断りました(5回くらい)。
設営中が終わるまで近くで見守られ、一段落すると奥様が作ったおにぎりをひとつ分けてくれたおじさん。
親切なだけに愛想を良くしてしまって、常に気にかけられていたのでやや窮屈な思いをする羽目に。
翌日の撤収時にも手伝ってくれ(3回は断った)、帰り道を「一緒に」と誘ってきたり「手帳に電話番号を書いて」と言われたので、困りました。
【教えたがりおじさん】は、親切なだけに困った存在でした。
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レベル3:ソロキャンプに晩酌のお誘い【おせっかいおじさん】
つづいて「かなり困った」おじさんです。
【おせっかいおじさん】
- 40代
- ソロキャンプ中のおじさん(職業:教師)
- 焼酎の水割りをくれた
夕飯を食べ終わったころに話しかけてきた、近くにテントを張っていた【おせっかいおじさん】。
愛想よく対応していたら、話の流れで晩酌のお誘いを受けました。
「お隣さんだし、1杯くらいならまぁいっか」と思っていたら、お酒を飲みながら話し始めたおじさんはなかなか解散しない。
思いの外拘束されたおかげで、次の日の予定もずれ込み。
「こんなはずでは……」という残念な気持ちになったのは言うまでもありません。
レベル4:気持ち悪い!隙あらばボディタッチ【酔っ払いおじさん】
最後は「本当にツラかった」おじさんです。
【酔っ払いおじさん】
- 40代
- 知り合いのキャンパー
- 普段はとても親切なイケオジ
キャンプ場で偶然一緒になった、知り合いキャンパーである【酔っ払いおじさん】。
せっかくなのでと、晩酌をしながら夕飯をご一緒する。
お酒も入り話が盛り上がっていくなかで、突如としてボディタッチをちょいちょいかましてくるおじさん。
キャンプ場を飲み屋と間違えているのか、おじさんのセクハラには本気で参りました。
その後、そのおじさんと知り合うきっかけになったキャンプイベントへ行くこともやめてしまいました。
楽しく交流していたとおもっていただけに、ある界隈の中では「女子であるために嫌な思いをした」と感じてしまう、ショックな出来事でした。
おじさんに絡まれたらどうする?「2人になるのは嫌」と感じるときの対策
おじさんに絡まれて困るときの対応を、事前に考えておきましょう。
ノープランでいると、突然のことにどう対応するべきか分からなくなるものです。
たとえば、
- 真顔で対応する
- 身も蓋もない聞こえないフリ
- 電話がかかってきたフリで追い払う
など、自分なりの対応を備えておきましょう。
真顔で対応するときは「ありがとうございました、失礼します」など言って強制終了したり、困った顔をしてみたり。
身も蓋もない聞こえないフリをするなら、イヤホンをして音楽を聴いてるフリもいいかもしれません。
電話がかかってきたフリで追い払うなら、パートナーから電話がきた設定ならなおいいでしょう。
筆者は、おじさんがあっさり諦める空気を作るためにも、愛想よくしすぎないほうが身のためだと痛いほど感じました。
しかし、何を言ってもしても通じない人は一定数存在します。怖いですよね。
頼る人のいない女性1人でのキャンプ中に「逆上されたら……」と思うと我慢するしかない場面に遭遇することもあるかもしれません。
しかし、危険を感じたときは迷わず通報したり、嫌な思いをするときは管理スタッフに相談するなど、第三者への協力を呼びかけましょう。
我慢しておじさんに付き合う必要はありませんが、安全第一を心がけて過ごしましょう。
挨拶は必要だけど、愛想を良くしすぎないのも大事!
▼おじさんに絡まれにくい環境づくりも事前にできるとして有効です!くわしくはコチラ
▼ソロキャンプ女子が安全確保するためには、車中泊キャンプもおすすめ!
女性ソロキャンプって危ない?怖いのはおじさんや心霊現象よりも自然や体調不良
頼れる人にいないソロキャンプは「危ない?」「怖い?」と心配になりますよね。
前述したおじさんや古いキャンプ場の夜のトイレも心配ですが、それも怖いのは体調不良や自然です。
たとえば、夜が寒くて体調を崩してしまったり、山で滑って歩くのがツラいほどのケガをしてしまったとき。
自宅から遠くはなれたキャンプ場であればあるほど、ダメージも大きいですよね。
キャンプに出かける前には、必ず現地周辺の天気予報をしっかりチェックしたり、ケガのないように慎重に行動しましょう。
そして、万一の備えとして「ファーストエイドキット」は忘れず持っていきましょう。
筆者の場合は、眠れなくて翌日頭痛のパターンが多いよ(今でも)!
▼女性のソロキャンプって危ない?対策や準備についてはコチラ!
【まとめ】ソロキャンプ女子はおじさんに用心!?滅多にないけど対策はしておこう
筆者がソロキャンプで遭遇した迷惑なおじさんについて紹介しました。
- レベル1:うざい!人のサイトに自論を展開【ベテランキャンパーおじさん】
- レベル2:設営に手出ししてくる【教えたがりおじさん】
- レベル3:ソロキャンプに晩酌のお誘い【おせっかいおじさん】
- レベル4:気持ち悪い!隙あらばボディタッチ【酔っ払いおじさん】
「女性ソロキャンプは怖い」や「危ない」などのイメージを持つ人もいるかも知れません。
筆者自身も、よく母親から心配されていました。
おじさんに絡まれることは滅多にありませんが、話かけらることは少なくありません。
実際にフィールドへ行ってみると「自然を愛する人はいい人が多いな」と感じることも確か。
しかし、せっかくの自分時間に水を差されるのは残念な気持ちになってしまいます。
かわしたつもりになって、下手に逆上されるのも怖いですよね。
ほかにはない体験で、充実の時間が過ごせるソロキャンプ。
せっかく行くのなら、事前にあなたなりの「おじさん対策」を備えて出発しましょう。