元ソロキャンプ女子の筆者の体験から、これからはじめたい人が知っておきたいことを紹介します。
「女性のソロキャンプは怖い」と思われますが、筆者自身はソロキャンプで危険な目に遭ったことはありません。
最近は、女性にも人気の高いソロキャンプ。
自由を満喫できる開放感とマイペースに過ごせる時間で、満足度の高い時間が過ごせます。
安全にソロキャンプを楽しむために大切なのは、計画です。
リスクを下げるための計画を事前に立てしっかり準備することが、安心して楽しむための第一歩。
女性のソロキャンプって怖くない?
筆者もはじめてのソロキャンプはドキドキだったし、たくさん失敗もしたよ!
- 筆者はソロキャンプでの体験や快適に過ごすための対策は?
- ソロキャンプ女子が気をつけることはなに?
- ソロキャンプをはじめる前に知っておきたいことを教えて!
本記事では、快適なソロキャンプを楽しむためにできることと事前に考えておきたいことを紹介します。
ソロキャンプ女子はおじさんに絡まれる!?自分時間を楽しむためにはどうする?
ソロキャンプ女子のあるあるのひとつ、おじさんに絡まれる問題。
20代からソロキャンプをはじめた筆者自身にも経験があります。
もちろん、いい人で気にかけてくれる人や困ったときに助けてくれる人もいました。
しかし、中には晩酌の相手を探していたり、おせっかいなアドバスおじさんがいることも確か。
男性・女性関わらず、年上のキャンパーと話すことでの学びは多く、心強く感じることもありましたが「せっかくの自分時間が……」と残念な気持ちになることも。
本章では、これからソロキャンプをはじめる人のために、ファーストステップのコツを紹介します。
▼筆者がソロキャンプで遭遇したおじさんたちについてはコチラ!
初心者のソロキャンプは車中泊からはじめるのもおすすめ!タープをプラスして快適に
「ソロキャンプに行ってみたいけど、はじめてのキャンプは不安……」そう感じる人は、まずは車中泊から始めるのがおすすめです。
車があれば、夜間には鍵をかけて眠れ、突然のトラブルにもすぐに帰宅できて安心。
女性ひとりであれば、軽自動車でも足を伸ばして眠れます。
タープをプラスして、食事や焚き火のときに外で過ごせば十分にキャンプの楽しみは味わえるでしょう。
はじめてのソロキャンプが心配な人は、まずは車中泊からチャレンジするのがおすすめ。
車がある人は簡単ですし、最近はレンタカーやシェアリングサービスも充実しています。
車中泊は、想像以上に手軽にはじめられますよ。
ソロキャンプデビューが心配な人は、車中泊からはじめてみよう!
車中泊なら、鍵もかけられるしいつでも帰れるから安心だね!
▼ソロキャンプ女子のための車中泊ガイドはコチラ!
女性専用サイトのあるキャンプ場は少ない!おすすめのキャンプ場の選び方は?
ソロキャンプ女子の増加に伴い、女性専用サイトを目にするようになりました。
しかし、全国的にもまだまだ数は少なく、地方にいたってはほとんどありません。
くわえて、ロケーションや施設の充実度など、人によってキャンプ場を選ぶときの基準は違います。
そこで、ソロキャンプ女子がキャンプ場を選ぶときに共通してチェックしたいポイントを紹介します。
- 管理スタッフがいる
- 消灯時間が決まっている
- 夜間は出入口が施錠される
- 清掃・管理が行き届いている
さらに初心者の人は、静かでのんびり過ごせるキャンプ場よりも、ファミリーに人気のキャンプ場を選ぶと安心です。
【ソロキャンプ女子】怖い?襲われる?危険性・防犯対策を考える
女性ソロキャンプで起こり得る危険性と、防犯対策について紹介します。
女性ソロキャンプの危険性
女性ソロキャンプに限らず、キャンプの危険性は以下のようなことが考えられます。
- 天気の急変
- 野生動物によるトラブル
- 第三者によるトラブル
天気の急変
山間部や夏場などは天気も変わりやすく、急な雨や雷に遭ったときの対応を知っていなければなりません。
野生動物によるトラブル
野生動物のトラブルは、そのほとんどが食べ物が元になります。
キャンプ場では鳥やたぬき、鹿などが多く見られます。
食べ物を持っていかれるだけならまだマシですが、万一襲われてケガをしてしまう危険性もあります。
第三者によるトラブル
女性ソロキャンプで怖いのが、第三者によるトラブルではないでしょうか。
あからさまなトラブルではないにしても、わざわざ不快な思いをするためにソロキャンプに行くわけではありませんよね。
それぞれの対策については次項でくわしく紹介します。
女性ソロキャンプで考えたい防犯対策
上記で紹介したトラブルに対する対策は以下です。
- 天気の急変に備える
- 野生動物を寄せ付けない工夫をする
- 第三者によるトラブルを未然に防ぐ
天気の急変に備える
天気の急変に備えるためには、知識と道具を持ち対応する力をつける必要があります。
事前に準備したいことは以下です。
- キャンプ場の地形や天気の動向を把握しておく
- 天気の急変に備えた道具を持っておく
- 雨でも過ごせる対応力をつける
キャンプ場に行く前にしっかり天気予報をチェックして、あたり一帯の天気の動きに注目しましょう。
キャンプ場についたら、散策がてら「危険そうな場所がないか」一周してチェックしておくと安心です。
万一の雷のときは、車や建物の中に避難しましょう。
寒さに備えてオーバースペックのシュラフを選んだり、レインウェアや固定用に余分なペグを準備しておくのもおすすめです。
レインウェアはワークマンなどコスパ重視でOK!
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野生動物を寄せ付けない工夫をする
野生動物を寄せ付けないために、食べ物やゴミはきっちり管理しましょう。
空の上や森の中から食べ物の匂いにつられてやってくることを忘れず、開けられない容器に入れ見えない所におきましょう。
クーラーバッグやハード素材の収納BOXを使いましょう。
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▼無印の収納ボックスはミニサイズがおすすめ!
第三者によるトラブルを未然に防ぐ
第三者によるトラブルを防ぐために有効なのは、周囲の視線です。
管理スタッフがいるキャンプ場を選んだり、ファミリーに人気のキャンプ場を選ぶ理由はそのため。
多少賑やかかもしれませんが、ファミリーキャンプの近くにテントを張るのも、トラブル回避には有効な方法です。
テントには、ワイヤータイプのダイヤルロックや防犯ブザーをつけて対策をするのもおすすめです。
▼女性ソロキャンプは危ない?!対策やおすすめグッズはコチラ!
【ソロキャンプ女子】危険体験を回避!軽量&楽ちんな道具選びがポイント!40代・50代ではじめる人も
ソロキャンプを楽しむには、自身の体力面も大きな要素です。
行き帰りの移動や設営・撤収など、体力を消耗する場面をできるだけエコに抑えるのがポイント。
軽量で設営・撤収が楽ちん、使いやすい気に入りの道具を揃えましょう。
予算に余裕のある人は、軽量でタフな登山用のキャンプ用品がおすすめです。
過酷な環境での使用が前提の登山メーカーのキャンプ用品は、見た目がいいだけでなく、使うときにも安心して使えます。
さらに人気メーカーであれば、リセールバリューが高くキャンプをやめたときや買い替えの際にも思わぬ高価格で手放せますよ。
▼ソロキャンプ女子の道具選びのコツとおすすめの道具についてはこちら!
▼ソロキャンプ女子におすすめのテントについてくわしくはコチラ!
「女性のソロキャンプは危ない?」と感じる人のためのQ&A
これからソロキャンプをはじめたい女性の質問に答えます。
女性ソロキャンプのリスクは?
女性ソロキャンプのリスクは、天気や野生動物、第三者などとのトラブルが考えられます。
くわしくは前述の「女性ソロキャンプは怖い?襲われたことは?危険性・防犯対策を考える」を参考にしてください。
頼る人のいないソロキャンプは、事前に計画をたてしっかり準備をすることが大切です。
ソロキャンプ女子が注意すべきことは?
ソロキャンプ女子は注意したいことは、キャンプ場での人との関わりが防犯対策につながることです。
管理スタッフの人にはもちろん、周囲のキャンパーやすれ違う人などと気持ちのいい挨拶を心がけましょう。
万一、困ったときにも声をかけてもらいやすく、顔を覚えてもらえるとトラブルがあったときにもヒントになるかもしれません。
しかし、必要以上に関わりすぎるのは禁物です。
とくに異性のソロキャンパーやグループとは程よく距離感を持って過ごしましょう。
キャンプで女子が気をつけることは?
キャンプで女子が気をつけることは、防犯対策と周囲との関わり方です。
鍵や防犯ブザーを準備し、周囲のキャンパーとの挨拶をきちんとして過ごしましょう。
ソロキャンプのトイレはどうしてる?
ソロキャンプでトイレに立つときは、きちんと戸締まりをしていきましょう。
夜間に備えて、ランタンのほかにヘッドライトがあると安心です。
【まとめ】危険な体験をさけるための計画・準備をしよう
ソロキャンプをはじめたい女性が知っておきたいことを紹介しました。
ソロキャンプデビューの前に知っておきたいことは以下です。
ソロキャンプ女子の危険性と対策は以下を参考にしてください。
すべてが自己責任のソロキャンプでは、事前対策はとっても大事です。
しかし、困りごとでどうしても回避できないときは、管理スタッフなど人を頼りましょう。
はじめは誰でも初心者です。
ドキドキのデビューや失敗を経て、楽しいソロキャンプへつながります。
女性にも楽しめるソロキャンプ。
自然の中でたったひとりですごす時間は、他には代えがたい満足度の高い体験になりますよ。