キャンプの過ごし方は人それぞれ。大人だけならチェアに座ってのんびり読書もいいですが、子どもはそうはいきません。
遊具の設置されているキャンプ場であれば子どもたちはそれなりに飽きず楽しめますが、彼ら・彼女たちは往々にして暇を持て余してしまう様子が見られます。
親としてはせっかくキャンプに来たのだから、めいっぱい体を使って自然の中で遊んでほしいですよね!

キャンプ場でどんなことして遊べるかなぁ?
そんな人のために、荷物の負担にならないコンパクトさはもちろん、実際に筆者が持っていくアイテムを紹介します。
実体験を元に「これは注意した方がいいよ」と感じるアイテムまで、おせっかいにピックアップしました。
子どもの遊びにおすすめのグッズ6選


筆者が実際にキャンプ場へ持っていくアイテムを紹介します。
上記画像のようなキャンプ場のフリースペースで、子どもと一緒に遊ぶことを前提に選びました!
【おすすめ1】バドミントン
定番なので、キャンプ場でもよく見かけます。
親も一緒にしていて楽しいのはもちろん、子どもとのコニュニケーションにも最適。
どんどん上達して、いつの間にか対等に打ち返してくる子どもに成長を感じられるでしょう。



「バドミントン」って久しぶりだと面白いよね
▼子ども用のラケットが付いたセットが、コスパも良くおすすめ!


【おすすめ2】ドッヂビー


当っても痛くなく、子どもの力ではそう遠くまで飛ばせない「ドッチビー」はイチオシです。
フリスビーをソフトにして扱いやすくしたような使い心地で、慣れればコントロールも上達します。
幼児でも少し練習するだけで、まっすぐ飛ばせる簡単さが魅力。
中身がスポンジなので、怖がらずにキャッチできるようになります。
普通のフリスビーで上手に遊べなかった子にもおすすめです。
「ドッチビー」は小学校で取り入れられている競技でもあり、幼児でも安全に楽しめますよ!
公園でお友達に借りたら楽しくて、すぐ買っちゃいました!



娘と投げ合ってるだけだけど、楽しいよ!
▼わが家では、235サイズの「ドッチビー」を使用しています。
【おすすめ3】なわとび
設営や撤収で大人の手が塞がり、相手ができないときは「なわとび」を渡しましょう。
遠くまで走り回ることもなく常に視覚内にいるので、安心して遊んでいてもらえますよ。



必ず持っていくほど、最もおすすめ
超コンパクトで周囲にも迷惑かからず、いつでも子どもがひとりでできる「なわとび」は、親は見ておくだけでいいのも魅力。
そして適度に疲れてくれるので、最高です。



「なわとび」のおかげで、コーヒータイムが戻ってきたよ!
▼メーカーの「なわとび」なら安くても、使いやすく壊れにくいのでおすすめです!カラーは全8色です。
【おすすめ4】ヒップソリ
キャンプ場は、芝の坂があることも多いので「ヒップソリ」があると意外と遊べます。
大きなソリだと荷物の負担になりますが、薄型の「ヒップソリ」なら荷物の隙間に入れ込んで持っていけます。
キャプテンスタッグの「ヒップソリ」は、引くための持ち手も付いているのでパパに頑張って引いてもらいましょう。
▼100円ショップでも十分ですが、メーカーのものはプラスチックがしなやかで割れにくいですよ!カラーは全4色です。
【おすすめ5】飼育ケース(虫かご)&あみ
蝶やトンボなどの昆虫にも使えて、場合によっては魚も入れられる「飼育ケース」がおすすめ。
「飼育ケース」であれば、キャンプ場での昆虫採集はもちろん、川遊びのできるキャンプ場で魚を捕まえて入れておけます。
子どもは一生懸命に捕まえてくるので、観察できるようにぜひ持っていきましょう。
生き物の観察は、自然から得られる貴重な経験のひとつです。
興味の芽がグングン伸びる幼児期に、たくさんの経験から学んでほしいですよね!
▼春夏には100円ショップにもあるので、チェックしてみましょう。


【おすすめ6】Xジャイロ
手のひら大のサイズ、プラスチックでできた筒のような「Xジャイロ」。
真っ直ぐ飛ばすのにコツが必要で、大人でもハマります!
幼児には難しいですが、キャッチボール感覚で遊べるので小学生くらいの子におすすめです。



一度遊ぶと「なぜこんなものが飛ぶのか」不思議で楽しい……
ただ、飛ばしすぎには注意が必要です!加減するか広いところで遊びましょう。
▼店舗でなかなか出会いませんが、ネットで手に入ります!
注意しよう◎周囲への配慮が必要なもの3選
マナーを守って気持ちのいいキャンプをするためには、ある程度周囲への配慮も必要です。
当たり前のものから「え?これだめ?」と感じる、意外と注意の必要なものもあります。
子どものいるキャンプでは、何が起きるか分かりません。
不要なトラブルに巻き込まれないためにも、細かいポイントですが解説します。
【注意1】音のでるおもちゃやゲーム





当然といえば、当然だよね



「子どものお気に入りだから」と持っていくと、思いのほか目立つんだよね……
自然豊かなキャンプ場では特に気をつけたいのが、おもちゃやゲームの機械音です。



自然を満喫しにキャンプ場に来てるのに、ゲームやおもちゃのデジタル音はちょっとイヤかもね……



キャンプ場って思った以上に音が響くので、隣のサイトの人にはちょっと迷惑かもね
特に、小学生くらいの子どもが「Switch」などのゲームをしているところを見かけます。



どうしてもやりたい時は、イヤホンを使ったり消音にしたりなどの配慮があったらいいよね
【注意2】シャンボン玉
特に隣のサイトにシャボン玉が飛ぶような風向きのときには、控えたほうが無難です。



え!?ダメなの?写真撮りたいのにぃ



ダメではないけれど、風向きには注意したいよね
食事中はもちろんのこと、テントなどのキャンプギアをとてもとても大切にしている人も多くいます。



仮に大切なテントや下ろしたてのタープに、シャボン玉がパチンと弾けてシャボン液が散るとどうでしょう?



最悪、シミになっちゃうかもね
テントは大きいのもになればなるほど、メンテナンスも大変です。
コットンテントなんて重量のあるものが汚れたら・・・重労働ですよね。



悪いこと言わないので、やめておきましょう
どうしてもやりたいときは、テントのない広場でしましょう。
【注意3】ボール



え!?意外だね……!



ボールは持っていきたいですよね、でもやめておきましょう
遠くに飛んだり転がっていったりするので、車の出入りや坂のあるキャンプ場で子どもが危険なのはもちろんですが。
小学生くらいになると、投げても蹴ってもそれなりに飛距離の出るボール。
以前、キャンプ場でサーカーボールがBBQ網の上に飛んできた事があり・・・BBQは台無し。
当時1歳だった娘に、もし当ってたら……と思うとゾっとしました。
ちなみに、その子たちの保護者には気付いてもらえず……その後も何度かボールは転がってきました。
以降、わが家がフリーサイトを選ばない原因になった苦い経験です。
まとめ


キャンプ場での過ごし方は人それぞれ。
アクティブにレジャーを楽しみたい人から、のんびり過ごしたい人まで、さまざまな人が同じ場所で過ごします。
子どもを含むファミリーキャンプで最も気をつけたいのが、子どもの安全です。
子どもを守る意味でも、周りへの配慮を持ちながら過ごせるといいですよね。
周囲からの暖かい視線は「もしも」のときにも、きっと安心できる材料になりますよ。
Switchは置いて、外遊びグッズを持ってキャンプに行きましょう。




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