ユニフレーム「ライスクッカー」は、ご飯を失敗なくおいしく炊ける国産メーカーのアイテム。
炊飯といえば、やはり人気の「メスティン」という人も多いのではないでしょうか。
たしかに、ソロやデュオなどの少人数のキャンプに「メスティン」はおすすめです。
しかし、3人以上のグループやファミリーキャンプには圧倒的に、ユニフレーム「ライスクッカー」がイチオシです!
お米なんてどれで炊いても一緒じゃない?
やっぱりご飯は日本人が作った国産メーカーがおいしく炊けるよ〜!
- ユニフレーム「ライスクッカー」の使い方は?
- ユニフレーム「ライスクッカーミニDX」のメリット・デメリットは?
- 「メスティン」と比べたときにおすすめな点を教えて!
本記事では、筆者が愛用するユニフレーム「ライスクッカー」の基本的な使い方とともに、「メスティン」と比較しておすすめする理由を紹介します。
メリット | デメリット |
---|---|
目盛り付きで水加減がわかりやすい 均一に熱が入りご飯がおいしく炊ける 火加減の調節がわかりやすくて失敗しない ガス・焚き火・炭火で使える 吹きこぼれにくく安心 フッ素コーティングで後片付けが楽ちん | 「カタカタ」音がしない時もある……! |
ユニフレーム「ライスクッカー」は炊飯に失敗しない!使いやすいクッカー
ユニフレーム「ライスクッカー」は、ファミリーキャンプにピッタリの炊飯鍋。
沸騰すると蓋から「カタカタ」と音がして火加減を調節するタイミングを教えてくれます。
炊飯のタイミングがわかりやすい設計で、初めての人でも失敗なくご飯を炊くことができますよ。
ユニフレーム「ライスクッカー」は、大小2種類のサイズ。
5合まで炊ける「fanライスクッカーDX」と、3合まで炊ける「ライスクッカーミニDX」。
基本的な使い方やスペックはほぼ同じ。違いは、容量と0.5mmの鍋の厚み、蓋の材質です。
「ライスクッカー」は、グループやファミリーキャンプで扱いやすいサイズ感と使い心地で、おいしいごはんが味わえるよ!
ユニフレーム「fanライスクッカーDX」
- サイズ:約Φ21×11.5(高さ)cm
- 材質:本体/アルミニウム(板厚約2mm)・フッ素加工 フタ/アルミニウム ハンドル/ステンレス鋼 ツマミ/天然木
- 重量:約770g
- 満水容量:約3.2ℓ
- 適正炊飯量:2~5合
ユニフレーム「ライスクッカーミニDX」
- サイズ:約Φ16.5×9.3(高さ)cm
- 材質:本体/アルミニウム(板厚約1.5mm)・フッ素加工 フタ、ハンドル/ステンレス鋼 ツマミ/天然木
- 重量:約415g
- 満水容量:約1.8ℓ
- 適正炊飯量:1~3合
ユニフレーム「ライスクッカー」ご飯の炊き方
ユニフレーム「ライスクッカー」での失敗しないご飯の炊き方を解説します。
お米を研いだら目盛りにあわせて水を入れ、30分浸水させます。
蓋をして強火にかけます。
湯気が出て「カタカタ」と蓋が動きはじめたら、「カタカタ」が止まらない程度の火加減へ弱めます。
蓋の動きが止まり湯気が出なくなったら火をとめ、そのまま5分蒸らします。
【メリット・デメリット】ユニフレーム「ライスクッカーミニDX」のレビュー
ここから、筆者が実際に使って感じたユニフレーム「ライスクッカーミニDX」のメリット・デメリットを紹介します。
- 目盛り付きで水加減がわかりやすい
- 均一に熱が入りご飯がおいしく炊ける
- 火加減の調節がわかりやすくて失敗しない
- ガス・焚き火・炭火で使える
- 吹きこぼれにくく安心
- フッ素コーティングで後片付けが楽ちん
- 【デメリット】「カタカタ」音がしない時もある……!
目盛り付きで水加減がわかりやすい
ユニフレーム「ライスクッカー」には、お米を量るための目盛りと、水の量を量るための目盛りの2種類が付いています。
連泊のキャンプや自宅で使う際にも、お米をその場で量れて楽ちん。
水の量って慣れるまで難しいから助かるね!
久しぶりに使うときも「どうだったけ?」ってならないから楽ちんだよ!
均一に熱が入りご飯がおいしく炊ける
ユニフレーム「ライスクッカー」は、厚みのあるアルミニウム製。
火加減の難しいキャンプでは、ムラなくおいしく炊き上げるのは至難の業。
多くの場合、誰かが失敗した箇所を食べなければなりません。
しかし、均一に熱が伝わる「ライスクッカー」なら簡単に全体がおいしく炊きあがるので、みんなでおいしいごはんを食べられます。
鍋の端の方はかたい……!ってならないね〜
火加減の調節がわかりやすくて失敗しない
「ライスクッカー」は沸騰すると蓋が「カタカタ」と動き始めます。
「カタカタ」音を合図に火加減の調節をするので、失敗なく炊けます。
炊きあがるまでずっとご飯を見張る必要もなく、初心者さんでもおいしいご飯を炊けますよ!
炊飯中に火を見て音を聞いて……って張り付いてなくても大丈夫!
ガス・焚き火・炭火で使える
ユニフレーム「ライスクッカー」は、ガスでの炊飯はもちろん、焚き火や炭火でも使えます。
サッと炊きたい時はガスで、BBQのついでにおかわりを……など、使える幅が広いと助かります。
筆者のおすすめは焚き火での炊飯チャレンジ!
焚き火をしながらご飯を炊くと、なんだかキャンプ上級者っぽいしとっても楽しい!
筆者の場合、子どもに小さな焚き火台で炊飯をお願いするとも。
小学1年生の子どもが、お米を研ぎ、火を起こし、火加減を調節しながら一生懸命にご飯を炊いてくれます。
もちろん、見守りながらの作業ではありますが、子どもにもキャンプでの’’仕事’’をしてもらうことで責任感や自信に繋がっている気がします。
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吹きこぼれにくく安心
ユニフレーム「ライスクッカー」はフチが大きく立ち上がり、吹きこぼれにくいデザインです。
吹きこぼれの後始末って、結構面倒ですよね。鍋にはこびりついてとれないし、ガスも汚れます。
それに、吹きこぼれてしまう’’おねば’’にはお米のおいしさが詰まっています。
吹きこぼさずに炊けると、キレイによりおいしく仕上がるので、吹きこぼれにくい設計は安心して使えます。
吹きこぼれがないと片付けも楽ちんだし、おいしさも損なわれないんだね!
フッ素コーティングで後片付けが楽ちん
「ライスクッカー」の内部はフッ素コーティングで後片付けが楽ちん。
お米はこびりつかず汚れがするんと落ちるので、つけ置きの必要がなくキャンプでの後片付けが本当に楽になりました。
以前のクッカーは、水に浸してテントの側にしばらく置いていないといけませんでしたが、「ライスクッカー」にしてからは洗い物が1度で済むのがうれしい。
お米炊いたあとって、つけ置きしても炊事場に置いておけないから手間もかかるんだよね……!
「ライスクッカー」なら、つけ置きなしでピカピカだよ!
【デメリット】「カタカタ」音がしない時もある……!
「ライスクッカー」は、たまに「カタカタ」音がしないときもあります。
ごはんの容量だったり、火加減だったり、その時ごとに原因はさまざまです。
「カタカタ」音を過信しすぎないように、基本は見守る姿勢でご飯を炊きましょう。
もし、「カタカタ」音がしない時は、以下の時間を目安に火を弱めましょう。
炊飯量ごとの火にかけてからの時間の目安
- 1合・・・約3分
- 2合・・・約4〜5分
- 3合・・・約6〜7分
ユニフレーム「ライスクッカー」は「メスティン」と比べてどう?
ここから、筆者も以前使っていた人気クッカー「メスティン」とくらべて、ユニフレーム「ライスクッカー」の良かったと感じた点を紹介します。
「ライスクッカー」はムラなく炊ける
「ライスクッカー」は「メスティン」とくらべ、全体に均一においしく炊きあがります。
その理由は大きく2つ。
- 形の違い
- 鍋の厚みの違い
四角い箱型の「メスティン」に比べ、円形の「ライスクッカー」は、鍋全体にまんべんなく熱が通ります。
長方形である「メスティン」は、四角形の端と中央で熱の伝わり方にムラがありました。
また、「メスティン」は、軽量化重視で薄いアルミ素材であることもムラになりやすい要因です。
円形で厚みのあるアルミ製の「ライスクッカー」は、全体が均一に炊きあがるのでみんなでおいしく食べられます。
「ライスクッカー」はご飯がふんわり炊けておいしい
「ライスクッカー」は、容量が3合・5合の2種類。
1合・3合が炊けるサイズの「メスティン」に比べ、大きなサイズになるため、お米がふんわりとおいしく炊き上がります。
「メスティンの蓋を開けたら、みちみちに炊きあがった」という人もいるはず。
そうなると、どうしても端のほうは固いパサパサした仕上がりになってしまいます。
「ライスクッカー」なら、キャンプ場でも自宅で炊飯したようなふんわりしたツヤツヤのご飯が炊けますよ。
「ライスクッカー」は片付けが圧倒的に楽ちん
「ライスクッカー」は「メスティン」に比べて、後片付けが圧倒的に楽ちんです。
その理由は主に2つ。
- 吹きこぼれにくい
- こびりかない
お弁当箱のように蓋を被せる「メスティン」は、毎回必ずといっていいほど吹きこぼれます。
そして、アルミむき出しの材質は、ご飯がこびりつきつけ置きしないと取れません。
一方で、フチが立ち上がった「ライスクッカー」は、吹きこぼれしにくい構造です。
内部はフッ素加工でこびりつかず、すぐに洗って片付けられます。
片付けまでストレスフリーに使えるのは、圧倒的に「ライスクッカー」です。
「ライスクッカー」は火加減の目安がわかりやすい
「メスティン」で炊飯するときの目安は、湯気と水分が蒸発する「チリチリ」とした音。
ガスで炊飯する場合、つきっきりで火加減を調節していないと、おいしいごはんは炊けません。
一方で「ライスクッカー」は、見た目や音でもわかりやすく「カタカタ」と蓋が揺れます。
火加減の目安がパッと見でわかりやすく、初心者でも失敗なく使いこなせるでしょう。
ユニフレーム「ライスクッカー」についてよくある質問
ユニフレーム「ライスクッカー」について、よくある質問に答えます。
「ライスクッカー」を使ったガスコンロでの炊き方は?
「ライスクッカー」はガスコンロでの炊き方も同様です。
くわしくは前述した「ニフレーム「ライスクッカー」ご飯の炊き方」を参考にしてください。
炊飯にかかる時間は?何分で炊ける?
「ライスクッカー」で炊飯にかかる時間は状況によって前後しますが、2合で約20分です。
- 強火で約5分
- 弱火で約10〜15分
- 蒸らし約5分
炊飯前のお米を研ぐ作業と浸水(約30分)を含めると、約1時間でご飯を食べられます。
ご飯以外にも使える?
「ライスクッカー」は炊飯以外にも、普通の鍋として使えます。
お湯をわかしたり、ちょっとした煮込み料理も大丈夫です。
しかし、味の濃いものを作った場合、人によっては匂い残りが気になるかもしれません。
「ご飯の匂いが気になる……」という人は、炊飯かお湯を沸かす程度の使用に留めるのが無難です。
IHは使える?
「ライスクッカー」は直火専用です。
IHの使用はできません。
3合炊きするにはどうしたらいい?
3合で使う場合は、「fanライスクッカーDX」と「ライスクッカーミニDX」のどちらでも炊くことができます。
使い方は同じです。
「fanライスクッカーDX」と「ライスクッカーミニDX」の違いは?
「fanライスクッカーDX」と「ライスクッカーミニDX」」の違いは適正炊飯量です。
「fanライスクッカーDX」は5合まで、「ライスクッカーミニDX」は3合まで炊けます。
他には、0.5mmの鍋の厚み、蓋の材質に違いがありますが、基本的な使い方やスペックはほぼ同じです。
ユニフレーム「ライスクッカー」は、失敗しない!おいしご飯がキャンプで食べられる
ユニフレーム「ライスクッカー」は、グループやファミリーキャンプにおすすめの炊飯鍋。
ご飯がおいしく炊けるギミックと使いやすさが優秀なおすすめアイテムです。
筆者が愛用する中で感じる、メリット・デメリットは以下です。
- 目盛り付きで水加減がわかりやすい
- 均一に熱が入りご飯がおいしく炊ける
- 火加減の調節がわかりやすくて失敗しない
- ガス・焚き火・炭火で使える
- 吹きこぼれにくく安心
- フッ素コーティングで後片付けが楽ちん
- 【デメリット】「カタカタ」音がしない時もある……!
人気クッカー「メスティン」との比較は以下です。
「ライスクッカー」についてよくある質問は以下です。
ユニフレーム「ライスクッカー」は、ご飯をおいしく炊きたい人にはイチオシ!失敗しない炊飯ギアです。
「やはり、ご飯を炊くなら日本人が作った国産メーカーだなぁ」と思わせてくれる満足度の高さを感じられるはず。
炊飯クッカーで迷っている人は、ぜひチェックして下さいね。